SBI岡三アセットマネジメントは24日、人工知能(AI)を活かした公募投資信託「ROBOPROファンドの有価証券届出書を関東財務局長に提出した。
同ファンドは、FOLIOが提供する「ROBOPRO」の運用手法を用いたファンドであり、SBI証券の対面チャネル(SBIマネープラザ、SBI証券の提携先金融商品仲介業者(IFA))で12月11日から募集を開始する。なお、同ファンドは新NISA(成長投資枠)に対応する予定。
「ROBOPRO」はAIによる分析や予測を活かし、機動的で大胆な資産配分の変更(リバランス)を駆使して運用を行うロボアドバイザー。投資対象は米国株式、先進国株式、新興国株式、米国債券、ハイ・イールド債券、新興国債券、米国不動産、金の8資産となっており、それらのETFを通じて世界中に分散投資を行う。
過去3年にわたる運用実績(パフォーマンス)において「ROBOPRO」は、数あるロボアドバイザーの中でNo.1のパフォーマンスを記録しているという。
また、「ROBOPRO」の運用戦略を過去約10年にわたり使用したと仮定したシミュレーションで、「ROBOPRO」は世界株式や8資産均等の分散投資を上回る好パフォーマンスを示している。
同ファンドは、「ROBOPRO」の運用手法を用いて世界の取引所に上場されているETFに投資することにより、実質的に世界の株式、債券、リートおよびコモディティに分散投資する。各資産への配分にあたっては、マーケットデータ、対象資産の期待収益率、リスク、各資産間の相関等に基づくAIの将来予測を基に合理的判断によって配分比率を決定する。配分比率の見直しは原則として1カ月ごとに行う。
■「ROBOPROファンド」の概要
■購入の申込期間(予定)
当初募集期間:2023年12月11日(月)から2023年12月27日(水)まで
設定日:2023年12月28日(木)