AIケアプラン作成支援システム「SOIN」、山梨県中央市のケアプラン点検ソフトに採用

シーディーアイ(CDI)は8日、同社のAIケアプラン作成支援システム「SOIN(そわん)」が、山梨県中央市が実施するケアプラン点検業務支援ソフトウエアとして採用されたと発表した。

2020年に国産「AIケアプラン作成支援システム」としてリリースされた「SOIN」は、現在有償会員が3万人を超え、AIケアプラン領域において圧倒的な実績を獲得している。

「SOIN」は、AIが学習した自立支援の事例を含む膨大なデータをもとに、現在の高齢者と状態像が近い過去の高齢者の事例を抽出し、要介護状態の維持または改善に寄与するケアプランの提案を行う。ケアマネジャーはAIから提案されたプランや将来の状態予測を参照しながら、自身が作成したケアプランと比較し、より質の高いケアプランを作成することができる。また、「生成系AI活用機能」「適切なケアマネジメント手法への対応機能」等でケアマネジャー業務の支援機能を更に強化している。

山梨県中央市は、ケアプラン点検に科学的視点を導入すると同時に、ケアマネジャーの能力向上と負担軽減も狙いとしている。

CDIは今後も、ケアプランの質的向上、科学的視点を持ち自立支援を志向するケアマネジャー育成に貢献するだけでなく、全国の自治体の介護給付費の適正化や地域全体の介護サービスの質の向上、介護支援体制の強化にも貢献していくとしている。

関連URL

AI ケアプラン 「SOIN(そわん)」
シーディーアイ

関連記事

注目記事

  1. 2024-7-25

    ロボットバンク、【追従機能付き】自律走行搬送ロボットを発表

    ロボットバンクは24日、追従機能付きの自律走行搬送ロボットの販売開始を発表致した。 本製品は、…
  2. 2024-7-25

    DNP、全国の自治体が共同で利用可能な「メタバース役所」の提供を開始

    大日本印刷(DNP)は24日、生活者が自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで…
  3. 2024-7-19

    人機一体、直感的な操作システム搭載人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入

    人機一体は17日、同社のロボット工学技術が搭載された初めての製品となる「多機能鉄道重機」が、7 月か…
  4. 2024-7-17

    順天堂大学、AIを用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

    順天堂は16日、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科の後藤政実 先任准教授、京極伸介 教授、代田浩之…
  5. 2024-7-12

    生成AIによるオススメフォントのアドバイスサービス「DynaGPT」リリース記念キャンペーン

    主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェアは、生成AIによる…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る