シーエスコミュニケーションは3日、自治体のAI導入を進めるため、低コストで導入が可能な「AIレジ・Truly」の実証実験に参加できる自治体の募集を開始した。
少子化が進み人材不足が課題となるなか、自治体もAI導入による省人化が急務となっている。しかし、自治体は予算、人材などの制約が多く、AI導入を進めることが難しい環境に置かれており、地⽅自治体におけるAI導入(チャットボット、音声/文字認識含む)は、約半数程度にとどまっている。
「AIレジ・Truly」は画像認識技術、エッジAI、POSシステムを組み合わせることで、バーコードなし、最短0.2秒で正確に商品を認識し会計ができるレジシステム。低コストでの導入が可能で、多くの店舗のレジ処理における省人化をかなえる。このシステムが、多くの自治体に導入され、例えば、人々に持っていてもらいたい防犯/防災グッズ、地域活性化につながるゆるキャラグッズなどの提供・販売で導入されれば、省人化の一役を担えるはずだという。今回は、このような自治体のAI導入を支援するため、実証実験に協力してもらえる自治体募集に至ったという。
■募集要項■
防犯/防災グッズ・ゆるキャラグッズの販売などに活用。「AIレジ・Truly」の実証実験協力自治体を募集
●対象:
道の駅、お土産屋、イベントや特設会場などで、防犯/防災グッズ、ゆるキャラグッズを取り扱う自治体
「AI導入」に関心があり、検討している自治体
「AI導入」による省人化に関心がある自治体
●実証実験の方法:特定の製品をAIに学習させ、カメラによるモノの判別とPOS連携を確認
●募集期間:2024年12月3日から
●想定される実証実験グッズ:
防犯/防災グッズ
ゆるキャラグッズ
バーコードが付けにくい民芸品 など
●想定される導入シーン
道の駅/お土産屋のレジ
自治体が関わる地域のイベントのグッズ販売コーナー
地域の観光案内所の物販コーナー
公的機関
*リソースや実証実験の目的により、パートナー自治体を選定する。
*応募の状況に応じて募集を終了することがある。
*実証実験結果については、プレスリリースなど同社の広報活動に使用する。