アジラ、人流解析プラットフォーム「asilla BIZ」の属性分析機能を正式版として提供開始

アジラは10日、同社の行動認識AI技術を基盤とした人流解析プラットフォーム「asilla BIZ」で、β版として展開していた「属性分析機能」および「カスタムレポート機能」を、3月から正式版として提供開始すると発表した。

「asilla BIZ」は、専用センサー不要で既設カメラをそのまま活用できる利便性が高く評価され、現在までに40を超える施設で導入されている。

2025年7月の属性分析(β版)リリース以降、商業施設やオフィスビルなど多様な現場での運用を通じてアルゴリズムの改良を重ね、属性を推定できない割合(NA率)を従来比で約半減させることに成功した。導入施設の8割以上がすでに属性分析機能を活用しており、実運用で安定したデータ提供が可能になったことから、今回正式版としてリリースするに至った。

主なアップデート内容

属性分析機能(正式版)
防犯カメラ映像から、来訪者の性別および年代(10歳未満〜60代以上)をAIが自動で推定し、属性情報を可視化する。通過ラインごとの属性データを時系列で表示できるため、エリアごとの客層比較や集客施策による変化を一目で把握できる。

<主な活用例>
・来訪者の性別・年代に基づき、時間帯や曜日ごとの傾向を可視化、分析
・想定ターゲットとのギャップ把握による、販促施策やデジタルサイネージ広告の最適化
・属性ごとの動線や立ち寄り率を把握し、売場配置や導線設計の改善に活用
・イベントやキャンペーン施策の効果測定に活用

カスタムレポート機能(正式版)
計測した人数や属性データを、日単位・月単位で自動集計します。視認性の高いレポート形式での出力に加え、CSV形式でのデータ抽出も可能なため、社内報告や多角的な分析をスムーズに行えます。

<主な活用例>
・店長会議や定例会用の月次来館レポート作成の自動化
・特定のイベント日を除外した「通常日」同士の比較・分析
・平日と休日、飲食エリアと通路など特定条件での傾向把握

「asilla BIZ」は、既存の防犯カメラ映像を活用し、AIによる映像解析で人流データを収集・分析する人流解析プラットフォーム。人数カウント、領域内・カメラ内の混雑度計測、曜日・時間帯別の混雑傾向等の分析が可能で今後も各種アプリケーションを拡張予定。これらにより施設の人の流れを「見える化」し、効率的な施設運営や顧客体験向上に貢献する。

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