Miletosは2日、AIによる自動入金消込「STREAM AI ARM(ストリーム エーアイ アーム)」の提供を開始した。
「STREAM」は、経理担当者が経験から判断していたような複雑な入金消込を、AIが正確かつ迅速に担うもの。数名~数十名の経理担当者が何日もかけて行っていた入金消込業務について、遅くともその日のうちに業務を完了させることが可能。その結果、滞留債権を速やかに発見でき、当該月に資金回収できる確立を高め、キャッシュフローを安定させる。
コロナ禍において手元資金を潤沢に保有しておくことは倒産リスクを下げることにも繋がる。また与信管理や請求条件の見直しなど、貸倒リスク軽減にも寄与するという。
入金消込業務は、決算と予算策定の都合上、月末月初に大量に発生するため、残業や休日出勤などで対応している担当者も少なくない。得先毎に消込のコツが属人化しており、休みが取りにくいという現状もある。「経理部は業務の都合上、残業は仕方ない」と諦められてきた経理部だが、大きな工数を割いている入金消込業務をAIが担うことで、働き方改革を推進させることが可能になるという。