ギブリー、ChatGPT活用プラットフォーム「行政GAI」が相模原市のAI活用実証実験に提供開始
法人・行政向け業務改善ツール、AIチャットボット、AI-FAQなどを提供するギブリーは21日、神奈川県相模原市のChatGPTの業務活用実証実験に、行政機関向けChatGPT活用プラットフォーム「行政GAI powered by GPT-4(行政GAI)」の提供を開始したと発表した。
行政GAIは、行政機関向けのChatGPT活用プラットフォーム。専用環境で情報漏えいを抑止しながらChatGPTを利用できる。
機密情報のマスキング機能の他、汎用的に使えるテンプレート、ワンクリックで具体的な業務シーンに対応した指示が可能な「プロンプトレシピ」機能を搭載。行政機関でも活用しやすい「定額制」プランが特長。
2023年5月23日に、神奈川県相模原市はChatGPTの業務活用を検討するため、6月から実証実験を開始することを発表した。ギブリーが提供する「行政GAI」は、この実証実験に採択されている。
相模原市の活用目的(引用)
1.目的及び概要
ChatGPTを始めとする対話型AIについては、現在、国や自治体においての利用が議論されていますが、本市においても、どのような業務で活用が見込めるか、また業務利用する場合の運用ルールなどについて検討を行うため、試験的に導入し実証実験を行います。
なお、実証実験において使用する情報は、公開済の情報等に限定します。
2.利用する業務
文案作成、文章要約などでの活用を想定
引用元:「ChatGPTの業務活用について実証実験を開始します」