Wrexiv、ChatGPT・BabyAGI活用した海外食品規制の最新動向をモニタリングするサービス公開
Wrexivは20日、ChatGPT・BabyAGIを活用した海外食品規制の最新動向をモニタリングするサービスを公開した。
食品・飲料の海外展開や海外輸出に必要な各食品規制の最新情報をAIが自動でリサーチし、会社ごとにパーソナライズされたレポートを作成する。β版事前登録を開始した、AIで食品・飲料の海外展開を支援するSaaS「jetGee(ジェット・ジー)」の一部機能として、AIリサーチ機能を先行リリースする。
■ jetGee(ジェット・ジー)の機能
・AIリサーチ機能
混合食品規制、農薬規制、ラベル表示規定など、食品・飲料に関わる各規制の最新動向をChatGPT・BabyAGIを活用してレポート化することができる。AIが海外の政策API・特許API・論文APIやWeb最新情報などから得た情報に専門家の見解を組み合わせて、各会社の商品や進出国、進出状況に応じて、パーソナライズされたレポートを生成する。
■ jetGee(ジェット・ジー)のその他β版リリース時の機能
・アクションフレームワーク – クリック1回で海外展開が前進
アクションを選択すると、大量の海外情報を学習済みのAIと専門コンサルタントが、業務代行、必要なタスクの洗い出し、質問回答を一括して行う。全てのやりとりはチャットで完結し、海外現地の専門家とのやりとりも、自動で翻訳・要約・文章生成をすることが可能。
バラバラに散らばりがちなやりとりを一箇所にまとめることができます。さらには、AIが自動で収集する最新情報、全てのチャットやりとり、チーム内での気付きなどを全て蓄積し、蓄積した自社ナレッジを独自AIとして使用することがでる(自社の情報が他社のAIモデルの学習に使用されることはない)。
・ローカライズオートメーション – AIが自律的にタスクを自動実行
チャットのやり取りや蓄積したデータを元に、AIがコールドメールの送信や現地トレンドに合わせたキャンペーンの最適化、資料作成、ソーシングなど、オートメーションを実行することができる。
さらには現地の規制動向やニーズ変化から事業に対する影響度を測り、対応タスクを自動生成することができる。
■ jetGee(ジェット・ジー)を利用するメリット
① 大幅なコストダウン
AIを駆使した支援体制であるため、従来の海外展開支援より50%以上低い費用で、プロフェッショナルサービスを提供することができる。また jetGee には海外展開のノウハウが詰め込まれているため、過度に専門家やグローバル人材を採用したり委託したりする必要はない。
② 展開スピードのアップ
jetGee はクリック1回で海外展開を前進させることを追及している。最適な海外展開の手法を詰め込んだフレームワークと、AIによるオートメーションを活用し、確実な成果を出す仕組みを作っている。
③ 自社に海外現地のナレッジを蓄積
海外展開支援コンサルタントに業務をアウトソーシングして丸投げ、では知見が自社に蓄積せず、独自の戦略や取り組みを実行に移すことが難しくなってしまう。AIが自動で収集した情報や、社内社外でのやりとりの全てを一箇所に集約し、自社ナレッジとして蓄積することで、強力なチームを作ることがでる。
④ 海外展開の進捗や成果を可視化
海外展開は長期戦であり、海外展開の進捗や成果は社内の他のメンバーに見えづらい側面がある。jetGeeは海外展開の進捗や成果・アクション状況をダッシュボードで可視化し、各ステークホルダーに共有することができる。