人工知能を搭載したサービスの資料請求ができるAIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは14日、アノテーションのサービス、ツールをまとめた「 AIアノテーションカオスマップ2020」を公開した。掲載数は合計64サービス。
アノテーションとはデータにタグを付ける作業のこと。AI開発には、画像、音声、テキストなど様々な形式のデータが用いられるが、何の処理や加工も施されていないデータを機械学習アルゴリズムに放り込んでも、学習は一向に進まない。
データにタグをつける(=データに対して意味、注釈をつける)ことにより、機械学習ではそのデータにある特徴や法則を自動的に見つけ出し、未知のデータに対する回答や、これから先のデータ予測などができるようになる。アノテーションとはいわば、「機械学習における不可欠な前処理」と言うことができる。
近年、アノテーション関連サービスを提供している企業も多くなってきている。人材を提供するサービスが一般的だが、専用ツールを販売したり、その両方を提供したりする企業も多くなってきているという。
今回のカオスマップは、64のサービス、ツールをマッピングしたもので、「アノテーションの委託先を探したい」という人に向けAIsmileyが独自の主眼で作成したもの。
AIアノテーションカオスマップ」の入手方法は、問い合わせフォームの問い合わせ内容欄に「アノテーションカオスマップを資料請求」と記載の上、送信する。