生成AIを社会に実装し、産業の再構築を目指す生成AI活用普及協会(GUGA)は29日、日本を牽引するAI有識者へのインタビューを中心としたコンテンツを通じて、生成AIのリアルを届けるメディア「THE KEY PERSON(キーパーソン)」を公開した。
THE KEY PERSONは、日本を牽引するAI有識者へのインタビューを中心としたコンテンツを通じて、生成AIのリアルを届けるメディア。経営層やDX推進担当者をはじめとする全てのビジネスパーソンに向けて、ChatGPTを筆頭に急速な進化を遂げる生成AIに特化した情報を発信する。国の動向や企業導入の現在地、業務・生活における活用方法、実現が期待される未来の予測など、生成AIに関するさまざまな観点について、AI有識者の声を通じてリアルな情報を届ける。
昨今、生成AIを巡っては最新のニュースやトレンドを中心とした情報が多く発信されており、速いスピードで情報のキャッチアップが可能になっている。しかし、その中には「情報のソースが分からない」「発信者のバックグラウンドが明かされていない」といったように、正確性や信頼性に欠ける情報が含まれている傾向が見受けられるという。また、従来のAIは専門性および活用のハードルが高く、エンジニアやデータサイエンティストといった技術職の人々に向けた情報が求められてきたことに対し、生成AIの台頭によって活用が広がる非技術職の人々に向けた情報の発信をさらに活性化させていく必要性・緊急性はますます高まっている。
このような状況を受け、技術的・学術的な側⾯だけではなく、個⼈の活⽤・組織の導⼊側の側⾯で生成AIというテーマを取り扱うGUGAとして、日本社会に情報を提供していく使命を実感し、THE KEY PERSONの企画・公開に至ったという。また、メディアの公開と同時に10名のAI有識者へのインタビューコンテンツを公開している。今後は、GUGAが提供する資格試験「生成AIパスポート」の有資格者やGUGAに入会した会員を対象にした限定コンテンツも拡充する。日本を牽引する有識者が日々の取り組みやビジネスの現場において感じているリアルな声を届け、生成AIの社会実装を推進していくとしている。