生成AI特化の東大松尾研発スタートアップneoAIは8日、岩手銀行と、生成AI活用に向けて実証実験を開始したと発表した。
neoAIが提供するChatGPTを活用した生成AIソフトウェア「neoSmartChat」を用いて、生成AIが銀行業務に関係する様々な質問に対し精度高く回答内容を作成することを検証する。
公開済みのマニュアルやIRデータを読み込ませていくつかの特化型のチャットボットを作成し、銀行内での実証実験を行う。これにより、生成AIを用いた銀行業務の効率化や生産性向上を目指すという。
「neoSmartChat」は、自社のデータを読み込んだ生成AIの活用を可能にするAIプラットフォーム。MicrosoftのクラウドサービスであるAzure上で構築されており、大規模自然言語モデル(LLM)であるChatGPT等をカスタマイズして利用できる。
問い合わせ対応AI・補助金AI・業務マニュアルAIなどの企業活動に特化した専門的なAIを、企業内のPDFデータをアップロードするだけで、学習なしで構築することが可能。