ナレッジセンス、法人向けChatGPT導入コンサルティングサービスを正式に開始

ナレッジセンスは17日、セキュアな環境で生成AIを利用できる、企業向けChatGPTシステム「ChatPro(チャットプロ)で、法人向け導入支援コンサルティングサービスを正式にスタートしたことを発表した。

これまでに100社以上の法人にChatGPT(チャットGPT)の導入サポート・コンサルティングを行ってきた実績を踏まえ、企業がChatGPTを導入・自社環境を構築する際に必要な手続きに伴奏する。大企業から中小企業はもちろん、自治体まで利用可能だという。

ChatGPTは、社内業務効率化やサービス品質向上が期待され、多くの企業で導入されている。ナレッジセンスの提供する「ChatPro」においても、東証プライム上場企業を含む、大手企業等に導入されている。

しかし、導入企業では、「ChatGPTを社内でどのように活用できるかわからない」という、社内活用の悩みが多という。また、社内で利用するというだけでなく、「自社サービスに活用する方法を知りたい」という、商品に活かすための情報収集のニーズも多く存在することが分かってきた。これまでChatProでは、必要に応じて導入支援を行ってきたが、あくまで同製品の導入を前提としたものに限定されていた。また、カスタマイズ要望を受けるような一般的なコンサルティングも行っていたが、エンタープライズプラン以上を検討の一部の企業に限定されていた。

今回、コンサルティングサービスを正式に開始することにより、より柔軟で本質的なChatGPT導入支援を行っていくという。

■ ChatGPT導入コンサルティングについて
1.ChatGPT導入・活用の全体的な支援 ―「自社GPT」の構築も
まず、打ち合わせを行い、現状の業務内容や導入企業のニーズを把握し、ChatGPTの活用戦略を策定する。必要であればカスタマイズ開発や自社環境構築の支援を行う。まずは効果検証を素早く行うことを優先し、理想的には1-2ヶ月程度の開発項目に絞る。その後、社内での活用・実証実験を行い、導入後の結果を踏まえ効果検証、今後の戦略を策定するところまで伴奏する。

2.安心の導入実績
ナレッジセンスは、セキュアな環境でChatGPTを利用できる「ChatPro」という製品を提供しており、これまで東証プライム上場企業を含む100社以上にChatGPT導入支援の経験がある。

3.導入コンサルティング費用は2パターンを想定
コンサルティングを希望の場合以下の2種類の費用感を想定している。

中小企業向け(~30万円):利活用できる業務の特定や実証実験の支援。追加開発は基本的に発生しない。

大企業向け(300~500万円):カスタマイズの要望まで抑え、ChatGPTの自社利用・サービス開発を本格支援。

ChatProそれ自体の導入など詳細は、紹介ページから。コンサルティングを希望の場合、問い合わせの際に 「導⼊コンサルティングを希望」と伝える。

「ChatPro」紹介ページ

関連URL

ナレッジセンス

関連記事

注目記事

  1. 2024-5-10

    生成AI・ChatGPTが進化させるイベント情報メディア「EventNews」サービス開始

    bravesoftは9日、新たなAI技術を活用したイベント情報メディア「EventNews」のサービ…
  2. 2024-5-10

    テラドローン、九州電力送配電にAIを搭載したドローン自動鉄塔点検システムを導入

    Terra Drone(テラドローン)は8日、九州電力送配電に、AI によるがいし自動検出機能を搭載…
  3. 2024-5-10

    アイスマイリー、「AI博覧会 Summer 2024」を8月29日30日に開催

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、8月29日~8月30日に「AI博…
  4. 2024-5-8

    エファタ、「AI遺言書作成支援サービス」の無償提供を開始

    エファタは2日、法律的な要件を満たしたうえで、AIとの会話を通して遺言者の希望に沿った遺言書の下書き…
  5. 2024-5-8

    生成AIサービスの本格導入を計画している地方自治体は7割以上=イマクリエ調べ=

    イマクリエは、2024年2月から4月の3カ月間に、106の地方自治体に対して、生成AI活用状況のヒア…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る