レオン・ストラテジー、Chat GPTで補助金申請の手間を減らす「補助金サポーター for GPTs」リリース
レオン・ストラテジーは10日、OpenAI DevDayで発表された GPTs 機能を活用し、独自Chat GPTに補助金申請に関する相談・壁打ちができるGPTサービスを国内最速でリリースした。
2023年11月6日、OpenAIはOpenAI DevDayで、新しいGPT-4 TurboモデルやAssistants API、マルチモーダル機能など、多数の新機能と改善を発表した。これらは開発者がより高度なAIアプリケーションを構築することを容易にし、コストを削減することが目的で。特に注目されているのは、カスタマイズ可能、かつ一般向けに共有可能なGPTsの提供も開始したこと。
「新しいワクワクと挑戦を世界へ」をビジョンに掲げる同社は、補助金を活用して新たな事業や領域に取り組みたい中小企業を支援するため、対話型AI「ChatGPT」の活用を推進している。
そして今回、レオン・ストラテジーは、GPTsを活用して「補助金サポーター for GPTs」を開発・リリースした。主に、①補助金のリサーチから②具体的な活用事例の提案③事業計画書の作成支援を行ってくれる独自Chat GPT。
将来的に補助金申請代行サービスに破壊的イノベーションを起こし、業界サービスのさらなる改善と発展に貢献するサービスとして、今後もさらなる改善や拡充を図っていくという。
「補助金サポーター for GPTs」を使って実現できること
①補助金のリサーチ:
新型コロナウイルス以降、国や自治体による補助金予算が拡充された結果、現在ではものづくり補助金や事業再構築補助金、小規模持続化補助金、IT導入補助金など、数多くの補助金制度が設けられている。本業が忙しい中小企業の経営者にとって、補助金情報をリサーチすること自体が大きな負担となっている。そこで、本GPTとの対話を通して、自社に最適な補助金を知ることができる。
②具体的な活用事例の提案:
補助金にはそれぞれ申請要件や対象経費、補助上限、補助率など、類型ごとに満たすべき要件が設けられている。本GPTは、使いたい対象経費や事業概要、業種・業態を入力すると、過去の採択事例を遡って、補助金ごとの具体的な活用事例を提案してくれるサービス。初めての補助金申請で何から確認すべきか分からない経営者に対して、安心して補助金申請を進めることができる。
③事業計画書の作成アシスタント:
補助金に採択されるには、補助事業の目的や審査観点に沿った事業計画書を策定することが重要。本GPTでは、補助金ごとの採択事例をインプットし、ユーザーに補助事業計画を提案してくれる。その結果、通常80時間ほど掛かる補助事業計画の作成の手間を半減し、企業の申請負担を減らす。