リンクアンドコミュニケーションは、同社が運営するAI健康アプリ「カロママ プラス」を、東京海上日動あんしん生命の新商品、引受基準緩和型医療保険「メディカルKitエール」の顧客に、8月2日から提供開始する。
「カロママ プラス」は従来、主に健康経営を推進する企業向けに提供していたが、今回生命保険業界で初めて、個人の顧客向けに提供することになったという。
「メディカルKitエール」の顧客に提供する「カロママ プラス」は、同社が、企業・健康保険組合等に提供しているAI健康アプリ。「カロママ プラス」の最大の特徴は、AI管理栄養士による食事・運動・睡眠などのリアルタイム・アドバイス。
今回、あんしん生命の新商品、引受基準緩和型医療保険「メディカルKitエール」加入の顧客に「カロママ プラス」を提供することで、顧客の毎日の健康管理、とくに疾病を持っている人の重症化予防の取組みをサポートするという。
「カロママ プラス」は、リアルな組織・施設等と連携して展開するB2B2C型のAI健康アプリ。アプリに搭載されたAI管理栄養士のキャラクターが、毎日の食事・運動・睡眠に、パーソナルな健康アドバイスをリアルタイムに提供。
健康アドバイスは、約10万人以上の栄養管理による実績とノウハウをもとに開発した独自のアルゴリズムにより、約2億通り以上のパターンから最適なアドバイスを提供する。また最新の食事画像自動認識AIにより、食事の写真を撮るだけで自動でカロリー計算し、栄養バランスを判定、アドバイスする。利用者は目標に応じたコースを選択することで、無理なく手軽に健康管理や重症化予防に取組むことが可能となる。
これまで「カロママ プラス」を展開していたのは、「企業・健康保険組合」「スポーツクラブ」「自治体」。企業・健康保険組合では健康経営支援ツールとして6000社以上、スポーツクラブではルネサンス、自治体では神戸市にて導入されるなど、企業や自治体から数多くの問い合わせがあるという。今回初めて、保険商品を通じて、個人の顧客向けに提供することになった。