ソースネクストは、2024年15日、文字起こしAI「AutoMemo(オートメモ)」に新たにPCから直接録音できる機能を追加し、無料で提供開始した。
ZoomやTeamsなどのリモート会議はもちろん、PCに付属するマイクや外部マイクからの録音も可能。これにより録音から自動文字起こし、テキストの編集、共有まで、すべてがオートメモ上で完結し、ますます便利に使えるという。
なお、オートメモ公式サイトでは、1月21日まで、文字起こし年額プラン3000円キャッシュバックキャンペーンを実施している。
「オートメモ」シリーズは、ソースネクストが提供する、録音した音声を文字起こしして編集・共有までできる文字起こしAI。OpenAI社の音声認識エンジン「Whisper」を一部で採用するなど、最適なエンジンを実装することで高い文字起こし精度を実現している。時間がかかる議事録の作成・取材の原稿作成といった文字起こしに関わる課題を解決する。2020年12月から販売を開始し、2021年12月にはディスプレイ付き端末「オートメモ S」を発売、2023年8月1日には編集ができるwebアプリ「オートメモ」をリリースした。さらに累計アカウント数は2023年12月末時点11万アカウントを突破、オートメモ端末はブランド別累計販売台数・金額シェアNo.1だという。
「オートメモ」の特長
①リモート会議も直接、録音 New
パソコンにマイクを接続して対面の会議を、ブラウザ上でZoomやTeamsでのリモート会議を直接録音できる。
注:Macではリモート会議の録音機能は利用できない。
② 高い文字起こし精度
「ChatGPT」を開発したOpen AI社の音声認識モデル「Whisper」を採用。常に最適な音声認識エンジンで高い文字起こし精度を実現している。
文字起こし正解率98.9%の数値は、環境音が約40dbの会議室で、話者と端末との距離が50cmで5名(うち2名はリモート参加のためスピーカーからの距離)の会話を録音してテキスト化。
③ 1時間の音声が、約20分でテキストに
録音した音声はクラウド上でテキスト化され、録音した時間の3分の1程度の時間で、テキストデータがとどく。
さらにクラウド容量は無制限のため、データ容量の心配もない。
④ 編集するだけで、議事録が完成
文字起こしされたテキストは「オートメモ」上で直接編集できる。
自動で話者が分離されるため、発言者ごとに文章をブロック分けする必要はない。仮表示されている発言者名を書き換え、誤字など修正するだけで議事録が完成する。