食事・運動・バイタル管理アプリ「カロミル」の開発・提供をするライフログテクノロジーは7日、フィットネスジムやアスリートなどのトレーナー向けに「カロミルアドバイスforトレーナー」を発売すると発表した。
本サービスはフィットネスジムや該当するサービスを運営する企業やトレーナー個人向けのもので、顧客の食事・運動・バイタルの管理・指導がオンラインで手軽にできるサービス。同社が開発したAIが顧客のカロミルアプリ内に記録された食事やバイタルデータを自動で解析し、栄養計算やアドバイス、体重予測する。トレーナーは栄養計算などの手間が省け、AI解析データを用いて食事・運動指導に専念することができ、精度の高い指導と業務の効率化が期待できるという。
新型コロナウイルス禍においてフィットネス業界の在り方は大きく変わった。3密を避けるため不特定多数が通うフィットネスジムでの運動ではなく、自宅でトレーニングをする「宅トレ」や、パーソナルトレーニングも対面からオンラインが求められるなど、新しいスタイルが確立されている。また、外出自粛や在宅時間が増えることで「コロナ太り」を気にする人も増え、健康管理への関心はより高まっている。本サービスは、「健康を維持したい」「コロナ太りを解消したい」といった悩みを抱える顧客と、新しい形態へ挑戦するフィットネス業界を繋ぐサービスとなるべく開発したという。
日常生活情報(ライフログ)を自動的にデジタル化できる機能を実装した「カロミル」は、ユーザー(顧客)の記録する手間を省き、簡単に健康情報を記録することを可能にした。そして、「カロミルアドバイスforトレーナー」は、記録は続けているものの、データをうまく活用することができないユーザー(顧客)とトレーナーの懸け橋となるという。