SELFは19日、AIストレスケアアプリ『SELF MIND』をリリースした。
メンタルヘルスケアのアプローチとして考えられる従来の手法として「カウンセリング」が挙げられる。しかし、現在の日本においてカウンセリングは一般的に普及しているとは言えない状況。障害の1つはそのコストだという。一般的に、医療機関でカウンセリングを受ける場合、料金として1回あたり約1万円前後がかかると言われている。例えば1週間に1回のカウンセリングを実施した場合、月あたり約4万円がかかることになり、利用者側の負担が非常に大きくなってしまう。
さらには、料金をたとえ安価にできたとしても、医療機関側が経営を成り立たせるためには多くの利用者を抱える必要が発生し、その結果一人ひとりに対する綿密なケアとの両立が難しく、つまりは構造的ジレンマを抱えていることが浮き彫りとなる。
こうした課題を解決するのがAIカウンセリング『SELF MIND』だという。
『SELF MIND』は、AIとの会話を用いたカウンセリングを目的としたアプリで、「会話AIの心理的安全性」「セミオート・ダイアリー」「24時間、いつでも手軽に」という3つの強みがあるという。
これら3つの強みを基軸に、人間だけでは難しかったケアを、技術の進展によりストレスに悩むすべての人に提供することが可能になった。さらには、『SELF MIND』はクラウドサービスなため、今後のアップデートにより品質向上を積み重ねていくことで、低価格を維持しながら、より高品質なカウンセリングへと進化していけるサービスでもある。
また、低価格化によってカウンセリングがより生活に身近になることで、例えいま健常な人でも日常的にストレスケアを心がけることで、健全な生活の長期的な維持に寄与できるものであり、『SELF MIND』による「1日5分、こころケア」を提案している。
現在、リリース記念キャンペーンとして、『SELF MIND』は登録後14日間無料で利用できる。(利用登録2020年10月末日まで)