クロス・マーケティンググループのグループ会社であるメディリードは23日、ビッグデータ時代における顧客の意思決定を支援するため、「Open Data Collection」「Open Data Fusion」「Open Data Analysis」という3つのサービスを同時にリリースしたと発表した。
これらのサービスは、これまでオーダーメードで提供していたデータ収集・解析関連サービスを統一のブランドを冠して一体的に提供するもの。同社からの提供に加え、グループ会社であるクロス・マーケティングを通じての販売・提供もあわせて開始する。
「Open Data Collection」は、インターネットを巡回して情報をデータベース化するプログラムであるWebクローラーに、テキスト解析に最適化したAI(人工知能)を組み合わせることで検索条件設定と収集データ絞り込みの精度を高め、世界中に存在するWeb上のオープンデータ(テキスト・SNS・数値・画像・URL等)の収集とデータベース化を効率的に行うサービス。
「Open Data Fusion」は「Open Data Collection」で収集したWeb上のオープンデータと顧客が既に保有のデータベースやSFAなどの社内データとを連携させ、データの効果的な利用を支援するサービス。
「Open Data Analysis」は、収集・連携させたデータをテキストマイニングや画像・動画解析、多変量解析やニューラルネットワークといった分析手法を用いて、可視化・統計的有意性検証・予測モデルの導出などを提供するサービス。
一連のサービスにより、マーケティング分野はもとより製品・事業開発や技術探索など新たな領域や未知の分野に取り組んでいる顧客に、より正確かつ迅速な意思決定に役立つ情報と分析アウトプットを提供する。