福岡を中心にAI技術を用いたシステム開発を行う、ベルズシステムは3日、ベルズシステム独自開発の自然言語理解AI NSU「Roanna 4.0」にバージョンアップしたと発表した。
これまで音声による質問入力には、文字による回答のみ対応していた。自然言語理解AI NSU「Roanna 4.0」では文字による質問には文字で回答し、音声での質問に対しては音声で回答することで、より人に近いインターフェイスを実現したという。
音声入力から音声合成(音声読上げ)の一連のやりとりは、これまではAmazonの「Echo(Alexa)」やGoogleの「Google Assistant」、Appleの「Siri」、NTTドコモの「MyDaiz」など大手企業がパーソナルアシスタントツールとして提供していた。
会話型AIの市場規模は、2020年の48億米ドルから2025年には139億米ドルに達し、CAGR(年平均成長率)21.9%で成長すると予測されているという。(米MarketsandMarkets社調べ)