西菱電機、AIがカメラ映像から室内の混み具合を判定する「混雑判定システム」提供開始

自治体および企業向けの業務システムを手掛ける西菱電機は17日、室内の適正な密度を管理する「混雑判定システム」の提供を開始すると発表した。

「混雑判定システム」は、カメラの映像からAIで室内の混雑状況を判定し、ウェブサイトから判定結果をリアルタイムに確認することができる。別途、モニターを設置すれば、混雑状況を従業員や来客者と共有することができる。

新型コロナウイルスの感染拡大により、人が集まる場所での感染リスク低減とそれに伴う業務負担軽減の必要性が高まっている。混雑判定システムでは、AIを使った画像解析により、特定エリア内の人数をカウントし、その結果をエリアごとに混雑状況として表示するので、従業員や来客が混雑状況を確認して行動することができ、それにより感染リスク低減と入場規制などの業務負担軽減が可能となる。

混雑状況の可視化をしたいが、高額になりやすいシステム開発の発注はなかなかできず、導入を見送っている企業のために、必要な機器と混雑状況を確認できるシステムをパッケージで提供する。

関連URL

西菱電機

関連記事

注目記事

  1. 2024-9-27

    アイスマイリー、AI検索システムカオスマップ 2024を公開

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは26日、各業界のDX推進の支援の一…
  2. 2024-9-19

    小学校の授業における生成AIの活用と文科省ガイドライン

    小学校の授業における生成AIの活用は、教育の質を向上させる新たな可能性を秘めている。生成AIを活用す…
  3. 2024-9-13

    「生成AI大賞2024」エントリーの受付を開始

    Generative AI Japan(GenAI:ジェナイ〉」)は12日、日経BPが発行・運営する…
  4. 2024-9-13

    レスキューロボットコンテスト25周年 2025年震災30年の大阪・神戸で競技会開催

    レスキューロボットコンテスト実行委員会は12日、防災啓発と創造性教育の提供を目的とした『レスキューロ…
  5. 2024-9-9

    Gatebox、飲食店向けAI接客サービス「AI幹事」を渋谷の「Bar ZEALOGIC」で導入開始

    Gateboxとだるまジャパンは6日、飲食店向けAI接客サービス「AI幹事」を渋谷に新規オープンした…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る