テクノロジーを活用した業務プロセスのデジタル化を推進するLayerXは3日、同社が提供する請求書AIクラウド「LayerX INVOICE」と、マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド会計」および「マネーフォワード クラウド会計Plus」との連携を開始すると発表した。
本取組により、LayerX INVOICEの利用者は手入力なく仕訳データをマネーフォワード クラウド会計に連携することができ、請求書の受領・データ化、仕訳登録、支払といった経理業務にかかる一連のプロセスの上流から下流までをシームレスにデジタル化することが可能になるという。
LayerX INVOICEは、請求書の受け取り後、AI-OCRが請求書を自動でデータ化の上、仕訳データや振込データの自動作成及び会計システム連携をシームレスに実行することで経理DXを推進するサービス。
マネーフォワード クラウド会計は、面倒な法人決算をラクにするクラウド型会計ソフト。取引入力と仕訳の自動化で作業時間を大幅削減し、これまで時間がかかっていた会計業務を効率化する。税法改正や消費税の増税にも自動アップデートで対応。マネーフォワード クラウド会計Plusは、IPO準備・中堅企業向けに特化した会計ソフト。仕訳承認機能や業務分担に合わせた権限設定が可能で、効率的に内部統制に対応できる。
新型コロナウイルスの感染拡大に端を発した1月の緊急事態宣言の再発出により、「テレワークによる出勤者数7割減」が求められている。こうした社会情勢を踏まえ、テレワークでの業務推進・経理DXの需要に応えるべく、この度の連携にいたったという。