リセは7日、契約書レビューAIのクラウドサービスの名称を「り~が~るチェック」から「LeCHECK(リチェック)」へ、「り~が~る翻訳」から「LeTRANSLATE(リトランスレイト)」へ変更すると同時に、UI(ユーザーインターフェース)をより使いやすく、また英文契約書レビューのAIの精度も、大幅にアップデートしたと発表した。
り~が~るチェックは、スタートアップや中小企業に多い「少人数法務」を支援する契約書AIレビューのクラウドサービスとして、2019年11月にリリースした。代表である藤田氏が弁護士時代に堅実な中小企業が危機に陥る事例をたくさん見たことから「中小企業を守りたい」という強い思いをもち、「最高の法律助言を、最先端の技術で、合理的な価格で提供」をスローガンに掲げ起業。「契約書のチェック時間が減った」「相手企業の条件を飲むしかないとの思い込みが解消された」などの評価を得るまでにに成長したという。
ビジネスへの潜在的な影響を計り知れないコロナ禍、契約書レビューはどの企業にとっても重要性が高まる一方、中小企業においては7割が法務担当不在というデータがある。実際に法務担当がいない企業の営業担当からの問い合わせもあり、今後「法務担当以外でレビュー業務を担う人」にとっても使いやすいよう敷居を下げていく必要があると考えているという。
そこでこの度、中小企業の法務担当はもちろんのこと、法務担当ではない人にとっても親しみやすく使いやすいサービスを目指し、「り~が~るチェック」を「LeCHECK(リチェック)」に名称を変更する。英文契約書の翻訳機能サービス(1万円/月額)においても「LeTRANSLATE(リトランスレイト)」と名称を改め、次なるステージへ進む。同時にUI(ユーザーインターフェース)と英文契約書に関する機能をアップデートした。法務業務に不慣れな人にも使いやすくなったことに加え、英文契約書チェック機能がさらに有用なものになるという。