シャープのコミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」およびタブレットを活用した観光案内サービスが、4月22日にオープンする道の駅『越前おおの 荒島の郷』(福井県大野市)で開始する。本サービスは、『荒島の郷』を運営する中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋と同社が共同で企画。サンシードの支援により、実現した。
『荒島の郷』の総合案内所に、案内係の補助役としてロボホンとタブレットを設置。『荒島の郷』の施設案内や大野市の観光情報など、客が確認したい項目をタブレットから選ぶと、ロボホンが音声で説明する。ロボホンを通じて、事務所内にいるスタッフとも会話できるので、より詳しい案内を受けることも可能。
『荒島の郷』内をロボホンと一緒に回遊できる貸出サービスも同時に開始。販売コーナーやミニ水族館などに近づくと、おすすめの商品や見どころをロボホンが説明する。また、オープンを記念し、4月25日までの期間中、同社はサンシード、竹田印刷と連携し、『荒島の郷』の文化伝承室内に特設ブースを開設。ロボホンを活用したプログラミングや知育ゲームが無料で楽める。
さらに、大野市内の『古民家レストラン 茶屋おがまち』および観光施設『人力車 越前こぶし組(運営:大野市観光協会)』にもロボホンを1体ずつ設置。道の駅『九頭竜』に設置済のロボホンと合わせ、計4カ所に設置のロボホンがクイズを出題するイベントラリーも4月22日から開催する。大野市にまつわるクイズを解きながら観光することで、同市の魅力をより深く知ることができるという。