RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズは30日、RPAツール「BizRobo!」のユーザー間で、作成済みのソフトウェアロボットを無償・無制限にシェアできるオンラインロボットシェアリングサービス「ROBOT-HUB」の提供を開始したと発表した。
RPAの普及が進み、企業規模や業種を問わずユーザーが増加した現在、ロボット活用の知見をユーザー間で共有する重要性が、従来以上に高まっている。すでに利用経験を積んでいる多くのユーザーが、さまざまな用途でロボットの作成・運用に関する成果とノウハウを蓄積している一方、これから本格活用を始めるユーザーは、自社の課題解決につながる具体的なヒントを求めている。
今回提供を開始した「ROBOT-HUB」は、BizRobo!のユーザーが作成済みのソフトウェアロボットと、そこに込められたアイデアや技術、ノウハウをシェアできるプラットフォーム。ROBOT-HUBを通じて、自社と類似の課題を先に解決したユーザーのナレッジを吸収することにより、ロボット作成経験や時間の不足、活用アイデアの枯渇といった、RPA導入初期から定着までに直面する“壁”の克服が容易になる。
また、このサービスでは作成済みのロボットを公開して利用者を獲得するごとにマイレージが貯まり、さまざまな景品との交換が可能。サービスを楽しく利用しながら、RPA活用の先行企業として自社を継続的にPRすることで、新たなビジネス機会の創出にも繋げることができるという。
ROBOT-HUBは、「知恵」を共有する「場(=HUB)」となるプラットフォームとして、組織の垣根を超えて「知恵」を結集し、ロボット活用に携わる人々がより楽しく・より効率的に取り組みを進められる環境の提供を目指す。