JSOLは5日、AIがPC内蔵のカメラ映像からスマホやカメラでの画面撮影の兆候を検知するソリューション「J’sCutt」( JSOL Camera Unable To Take monitor )の販売を開始した。
働き方改革の推進や新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の流行により、シェアオフィスの利用など、場所を選ばないテレワークが進んでいるが、テレワークなどで用いられるPCはセキュリティー対策が不十分なケースが多く、さまざまな情報漏洩リスクが懸念されている。
JSOLでは、想定されるさまざまなリスクの中で、PC画面の盗撮による情報漏洩に焦点を当て、研究開発を行ってきた。
「J’s Cutt」は、PCに内蔵されたカメラの映像を常時取得し、AIで判定を行う。判定の結果、スマホやカメラでの画面撮影の兆候があった場合、検知・記録し、指定された管理者に通知される。また、PC画面から顔が外れたりカメラをかざしたりするとスクリーンセーバーがかかる機能も備わっている。本ソリューションは利用するPCにインストールすることで、利用できる。
JSOLは社内環境での「J’sCutt」の運用開始を予定している。自社環境での本運用を通し、継続してサービスの品質向上に努めていく。また、今後は代理店企業と協業し、顧客開拓および事業拡大を目指すとしている。