医薬・医療開発支援大手EPSホールディングスグループのイーピービズと顔認証技術・ソリューション提供のデータスコープは5月31日、共同で病院など医療機関への新技術導入を開始したと発表した。
これらの新技術は、都内の医療機関などを皮切りに既に導入されており、全国への導入支援を目指し業務提携をするもの。
データスコープ(英名:DataScope,Inc:Dスコープ)は、医薬・医療ソリューションの開発支援を国内外で大規模展開するE P Sホールディングス(E P S)のグループ企業・イーピービズに対して、ウイルスの感染拡大予防を目的とした顔認証・体温検知カメラ・入退館システムの提供し、急激に高まる需要への対応を共同で開始した。
既に同社ソリューションの導入・運用を都内数カ所の病院・クリニックにおいて開始しており、体温検知によるウイルス感染予防対策を導入した。
東京都新宿区にある新宿追分クリニックでは、健康検診・レディースクリニックを運営しており、それぞれ別のフロアにある受診者受付に、Dスコープ社製の体温検知・顔認証デバイスを設置。既に検診業務を再開しており、日々、100名を超える受診者が来院している。クリニックでは常に先端技術を取り入れる事を心がけており、受診者の安心・安全と効率化促進のため、入館時に来院者の体温異常検知を実施。このデバイスの設置により、運営側、及び、来院者の感染拡大リスクを軽減が期待されるという。