「日本結婚相談所連盟」を運営するIBJは5日、IBJお見合いシステム(IBJS)でAIマッチング機能のリニューアル第2弾を実施し、精度向上・紹介数の増加を実現したと発表した。活動履歴や成婚実績をAIが学習し、相性が良さそうな相手を会員・仲人に紹介することで、お見合い数の増加による将来的な成婚の増加が期待されるという。
2019年、全国の加盟相談所向けにリリースしたAIマッチング機能。過去の活動履歴をディープラーニングし、相性が良さそうなお相手を提案する「AI history」と、好みの顔の傾向を学習する「AI looks」により、条件検索だけでは難しい ”顔の好み” や ”相性” の合う方の紹介を実現。AIマッチングによる縁から、成婚へと至ったカップルも生まれているという。
今回の「AI history」リニューアルでは、過去のお見合いデータやプロフィール画像の閲覧ログ等の会員活動データに加え、新たに成婚実績データも追加したことでより詳細に分析できるようになり、AIが一人ひとりの趣味嗜好に合わせた判断をすることが可能になった。
これにより、精度の高い測定が可能となっただけでなく、レコメンドに必要なデータ量も最適化され、会員・仲人への『相性が良さそうな』相手の紹介数も大幅に増加した。