パナソニック ソリューションテクノロジーは11日、AIチャットボットFAQサービス「WisTalk(ウィズトーク)」の新バージョンを提供開始したと発表した。
新バージョンではユーザー企業からの要望に応えた機能として、トラブルシューティングなど利用者へのヒアリングを伴う複雑な案内にも対応できるシナリオエディターや、利用数の少ないQ&Aを分析する新ダッシュボードなどの機能を利用できるようになった。
【新機能】
1.シナリオエディター
利用者が選択式の回答を選ぶことで、次の質問が分岐していくシナリオをノンプログラミングで作成できるシナリオエディターをリリースした。チャットボットが行うヒアリング結果をもとに、利用者の状況に合わせた手続きの案内や、トラブルシューティング、オンライン接客などで利用することができる。
2.QAデータ未選択ランキング
登録Q&Aデータの利用件数を分析できるダッシュボード機能をリリースした。利用数が少ないQ&Aデータの洗い出しや、利用回数ごとのQ&Aの分布を分析することで、チャットボットの運用改善に繋げることができる。
【機能改善】
・有人チャットの通知機能の改善
・有人チャットの複数部門利用時のフィルタリング機能強化
・埋め込み型チャットボットの画面サイズの改善
・QAデータ共有機能のログの改善