Amadeus Codeは16日、音楽コンテンツを制作するクリエイター向けのAI作曲支援アプリをアップデートし、名称を新たに「Amadeus Topline(アマデウス・トップライン)」として公開したことを発表した。
Amadeus Toplineでは、ユーザーが欲しい曲を検索して作曲ボタンを押すだけで、AIが新しいメロディーの新曲を提供する。そのメロディーは、オーディオファイルやMIDIファイルとして、選択したDAWにエクスポートして、さらにクリエイティブな音楽制作を行うことが可能となる。新曲の著作権は100%ユーザーに帰属するため、ユーザーは自分の曲としてあらゆる用途で自由にマネタイズすることができる。
同社のリサーチによれば、音楽クリエイターは1曲の音楽制作にかかる時間のほとんどをゼロから1を生み出す「アイデア出し」に費やしている。本アプリでAIを活用することでその時間を大幅に短縮することができ、今までより多くの時間を「編曲」に使うことができるようになる。これにより、時間当たりの生産性が向上するだけでなく、質の高い楽曲を制作することができるようになり、結果として音楽クリエイターの収益拡大につながるという。