2016年に深センで設立され、商業サービスロボットの設計、R&D、生産、販売に特化したグローバル・ハイテク企業Pudu Robotics(中国深セン:日本法人Pudu Robotics Japan)は17日、渋谷ストリームエクセルホテル東急のBar & Dining「TORRENT(トレント)」で、同社の呼び出し機能付き配送ロボット「HolaBot(ホラボット)」が導入されたことを発表した。本導入は「HolaBot」が初めてホテルで導入された事例だという。
HolaBotはPudu Roboticsが開発した呼び出し機能が付き配送ロボット。呼び出し機能により、HolaBotがウォッチやスマホから指示を受け取ると、料理や食器などを自動的に配送でき、手動操作が不要で、非接触サービスの実現や業務効率の向上に貢献している。また、HolaBotは配膳ロボット業界で初めてIPX5(防水レベル)に到達した内部キャビンを搭載するロボット。120Lの内部キャビンは防水や取り外しが可能することで、スタッフが食器を積んで洗うのに便利だという。
【HolaBotの最先端の機能】
①IPX5防水内部キャビン
IPX5防水内部キャビンによって、作業環境中に飛び散ったさまざまな液体を効果的に防ぎ、マシン本体を清潔に保つ。
②着脱可能なバッテリーが付き
独自のバッテリー技術を搭載。電池切れの場合、バッテリーを交換することにより、2つバッテリーを持つだけで、30秒ぐらいで、ロボットは休憩せずに24時間働ける。
③大容量、高い配送能力
60kgの搭載重量、120リットルの超大容量、4つの大容量トレイで、1回の作業で複数のテーブルを片付けることができ、レストランでの高い回転率につながる。
④呼び出し機能
呼び出し機能は、待機している「HolaBot」を指定の場所まで呼び出すことができる機能。いつでもロボットを呼び出して作業をロボットに割り当てることができる。
⑤音声でコントロールが可能(エアーモーション+サウンド追跡)
ジェスチャー認識機能およびボイスコントロール デュアルモードにより、マシンに触る必要がない。操作をより簡単に行える。
「HolaBot」が提供する下膳サービスにより、効率の良いサービスや働きやすい環境作りの構築をサポートし、客とのコミュニケーションに集中し更なるおもてなしの向上、顧客満足度の向上に貢献する。未来感のある外観や優れた機能を持ち合わせた「HolaBot」は、先端のファッションやカルチャーを牽引する渋谷にある渋谷ストリームエクセルホテル東急の雰囲気とぴったりで、今後ホテル業界への導入にも注力していくとしている。