AIによるレストラン予約代行サービス「AutoReserve」を運営するハローは29日、AIサービスの外部提供事業を開始すると発表した。
その第1弾として、訪日外国人を対象としたメディア運営を手掛けるMATCHAと連携。月間340万人以上が訪れる国内最大級の訪日観光メディア「MATCHA」内で、 「AutoReserve」の予約代行サービスを連携させ、訪日外国人の飲食店代行予約を可能にするという取り組み。
英語・繁体字・簡体字に対応しており、「MATCHA」内のユーザーは言葉の壁に関係なく、国内の飲食店の予約を気軽にとることができる。AIサービスの可能性を、国内ユーザーだけではなく、国外の訪日観光客にも拡大した形だという。
従来、MATCHAでは記事内で紹介した飲食店の情報(住所や連絡先、営業時間)のみを掲載。
しかし、今回の「AutoReseve」とのサービス連携により、記事内において紹介した飲食店の予約が可能になる。
外部サイトに遷移させる必要もないため、ユーザーの流出も防ぐことができ、プラットフォームの価値としても高まる仕組みだという。
また訪日観光客のユーザーにとっても、多言語における予約代行サービスは、これまでの言葉の壁の課題をクリアにしたサービスだという。