教育図書・教材の出版および各種教室やスクール運営を行う中央出版は30日、2023年度第1回ロボット検定の結果を発表した。
中央出版は全国でロボット科学教育を展開するロボット科学教育と共同で日本各地に展開しているレゴブロックを使ったプログラミング学習「Crefus・Kicks ジュニアエリート」講座を運営している。
4月22日・23日に行われたロボット検定の結果の返却が始まった。すべての受験生に結果通知表が送られ、合格者には合格証明書と合格バッジが進呈される。受験した子どもたちは、検定結果から自分の得意なこと、苦手なことを知り、次の自分の目標をたてる。
ロボット検定とは、ロボット技術検定機構の開催する検定。ロボット製作に必要とされる知識や技能を客観的に評価し、判定する。筆記問題だけでなく、組み立てやプログラミングの実技問題が出題されるのが特徴。合格者には合格証明書と認定バッジが進呈される。
中央出版Kicks講座では、4月22日・23日の2日間にわたって、ロボット検定を実施。その結果が、先週、受験者の自宅へ郵送された。
結果通知表には、【知識】【組立】【実技】の3分野について、それぞれの得点が記載される。そのため、子どもたちは、ロボット製作において自分の得意分野と苦手分野を把握することができる。
そして中央出版Kicks講座では、子どもたちが得意分野・苦手分野をより具体的に把握できるように、一人ひとりにフィードバックを行っている。結果だけに注目するのではなく、例えば、点数が取れなかったところは理解度が問題なのか、それとも回答方法が間違っていたのか、といったように、子どもと、場合によっては保護者とも話をして、現状を正しく把握できるように努めている。
ロボット検定を受験した子どもたちは、結果の詳細を知ることで、自分のこれまでの取り組みを振り返り、次の目標をたて、一層レッスンにも積極的な姿勢を見せるという。