AIと顔認識技術のパイオニアであるCyberLink Corp.(サイバーリンク)は13日、同社の AI 顔認識エンジン FaceMe が、業界および世界的に顔認識精度の権威として知られるNIST FRVT 1:1(顔認識ベンダーテスト)で優秀な成績をだし、ランキング上位を獲得したと発表した。
CyberLink FaceMeは高精度なアルゴリズムを搭載し、中国やロシアなどの制限に直面している国のベンダーを除くと、世界第8位にランクインしている。2020年3月に発表された FVRT 1:1 テストの結果によると、FaceMe は顔認証精度評価の2大指標である VISA 1E-4 テストで 99.70%、WILD 1E-4 テストでは 97.17% の精度を達成。また、世界ランクでは18位にランクインしているという。
サイバーリンク最高経営責任者(CEO)ジャウ・ホァン博士(Dr. Jau Huang)は以下のようにコメントしている。「CyberLink FaceMe はリリース以来、世界をリードする業界の評価で一貫して上位のランキングを獲得しています。FaceMe の成績においても、以前の NIST ベンチマークと比較して精度が 45% 向上しており、すべてのテスト基準において高い評価を得ています。当社の高い精度とエッジデバイス間での優秀な統合の柔軟性により、FaceMe は AI/IoT の導入に最適な製品であり続けています。」