不動産テックに特化した業界垂直統合SaaS「いえらぶCLOUD」を提供するいえらぶGROUPは16日、RPAの導入支援・コンサルティングを開始したと発表した。
RPAソフトウェア業界のグローバルリーディングカンパニーである米UiPath社の日本法人・UiPathと連携して、不動産会社の生産性向上を支援する。
労働人口の減少や、ワークライフバランス・働き方改革といった考えの浸透により、日本の多くの企業は慢性的な人員不足に陥っている。特に不動産業界はIT技術の導入が遅く、労働集約性が高い環境。不動産業界の残業時間は、全業種の平均に比べ1.3倍以上だという。さらに新型コロナウイルスの影響も受け、人件費の見直しは不動産会社にとって急務と言える。
そうした環境の改善に向け、RPA(Robotic Process Automation=ロボティック・プロセス・オートメーション)が業界として注目されており、RPAを使って自社の業務を効率化させたいと考える企業が増えているという。
しかし多くの不動産会社では、「テレワークを推進する専門家が社内にいない」「進め方がわからない」という理由から、RPA導入に踏み切れていない。そうした企業の課題を解決するため、RPAの導入・活用促進をコンサルティングするサービスの提供を開始する。