イーストバックは18日、同社が提供しているドキュメント翻訳管理サービス「LifeLang(ライフラング)」で、翻訳エンジンとして使用していた「Google Cloud Translation(Google翻訳)」に加え、日本での有料サービスが開始された、ドイツのDeepL GmbHが提供する「DeepL Translator(DeepL翻訳)」を新たに加えたと発表した。LifeLang登録者は、翻訳ドキュメント作成時に、Google翻訳またはDeepL翻訳を選択して利用することができる。
DeepL翻訳とは、ドイツケルン市に拠点を置くDeepL社が開発した、機械翻訳エンジン。2017年夏から、インターネット上で無料公開され、その翻訳精度の高さが話題になったという。DeepL翻訳の有料サービスは、これまでヨーロッパのみ提供されていたが、2020年5月4日に北米で提供が開始され、2020年6月16日に日本でも提供されるようになった。
LifeLangは、イーストバックが提供しているドキュメント翻訳管理サービス。多言語翻訳をより便利に、より正確に行うための機能を多く持っているウェブサービス。
今回、LifeLangは、翻訳エンジンとして、Google翻訳に加えDeepL翻訳も利用可能となった。それにより、「意味が通じる」文章から「自然な」文章の作成が可能となったという。特に海外進出企業のように、現地国の言語での情報発信を行っている利用者にとって、情報量だけでなく、その文章の質の向上は、企業への信頼につながるとしている。