不動産テックに特化した業界垂直統合SaaS「いえらぶCLOUD」を提供するいえらぶGROUPは10日、 LIXIL不動産ショップ エヌティーコーポレーションにRPA導入支援コンサルティングを実施し、賃貸管理システムと連携したRPAを提供したと発表した。これにより、毎月4~5時間かかる業務時間の80%削減に成功したという。
エヌティーコーポレーションでは賃貸管理システムを導入し、収支明細の作成等を自動化している。しかし、収支明細作成後の分類・印刷業務には毎月4~5時間ほどかかっていた。
そこでさらなる業務効率化のため、いえらぶGROUPのRPA導入支援コンサルティングを実施。実施にあたり、計画・開発・運用がセットになっており、すべて任せられる点が導入の決め手となったという。業務フローのヒアリング・再設計を行い、収支明細を分類・印刷するRPAを開発。実際の業務での検証を経て、本運用を開始している。
RPAが注目される一方、多くの不動産会社では「専門家が社内にいない」「進め方がわからない」という理由から、RPA導入に踏み切れないという。そうした課題を解決するため、RPA導入のコンサルティングを行うサービスを提供している。
顧客の導入/運用方針や体制に合わせ、ロボット開発だけでなく、製品選定、RPA化における効果測定および評価、対象業務選定、新業務プロセスの策定、導入後のサポートなど、「計画/検証」「本格導入」「運用展開」まで経験豊富なコンサルタントがワンストップで支援しる。