Drone Future Aviation(DFA)は28日、EC化の進展と労働力不足を背景に自動運転技術の導入が期待されるラストワンマイルの配送を担う、陸上配送ロボット「Yape」の商用プログラムのパートナー企業を5社限定で募集すると発表した。
「Yape」はイタリアのハイテクメーカーe-noviaの子会社Yapeによって開発された2輪の自動配送ロボット。自動走行部門と車両操縦部門で博士号を取得した研究者たちで構成されたチームによって開発され、イタリアでは既に自動走行による配送実験を成功させている。2019年には世界で最も権威のある賞の1つであるドイツデザインアワード2019を受賞した。
DFAは導入を検討している企業を対象にパートナー企業を5社限定で募集する。導入検討においては、導入時の運用想定検証も実施。料金は初期設定費用、月額リース費用がかかる。
Webミーティングなどによる相談も可能なので、メールで問合せる。
問合せメール:pr@dronefutureaviation.com
DFAは日本国内での「YAPE独占取り扱い権利」を保有しており、これまでに様々な実証実験を行ってきた。2018年には慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスでデモ走行を行い、翌2019年には日本郵便の本社 大手町プレイスウエストタワーでYapeを用いて配送試行を実施した。DFAでは本年度(2020年)に実運用として導入することを目標としており自社での物流サービスを開始する。