
インフォディオは9日、源泉徴収票のデータ化に適した「スマートOCR(AI-OCR) 源泉徴収票パック」を10月1日にリリースすると発表した。
AI-OCRソリューションである「スマートOCR」では定型・非定型の様々なフォーマットの帳票を汎用的にデータ化することが可能で、すでに多くの企業が導入している。
「スマートOCR」では位置指定ではなくルールの定義により、スマホなどから撮影した写真をOCR変換・データ化を可能としてきた。位置指定でないため、スマホで撮影した写真や、ゆがんだ写真などでもデータ化することができる。
新たにリリースされる「源泉徴収票基本パック」では、あらかじめそれぞれの帳票のデータ化の多段階ルールが設定されている。源泉徴収票の収集・分析・設定などの数週間かかる工程が短縮できるため、導入後すぐに利用できるようになるという。
また、源泉徴収票のフォーマットの変更にも対応しており、項目変更に伴いアップデートされた抽出テンプレートが提供される。
各種金融機関、官公庁・自治体における源泉徴収票(写真撮影) のデータ化など、データ入力作業業務の改善、システム連携に利用できる。スマートOCRと連携するスマートフォンWebカメラアプリの提供も可能だという。