Propre Japanは13日、AI(人工知能)が不動産の時価評価とバリューアッププランを提示する「propREPORT(プロップレポート)」をリリースした。
Propreは、世界17カ国から1日当たり1700万件を超える不動産情報を収集、整理しており、その取扱い数では世界最大級の規模を誇るという。各国から収集したデータを独自の切り口で集計・分析し、「買う人も、売る人も、借りる人も、貸す人も」誰もが気軽に「世界の不動産データにリーチできる」プラットフォームの開発を進めてきた。
今回は、新たなサービスとして、不動産評価や不動産のバリューアップに効果的な特徴(パラメーター)を迅速に診断する「propREPORT」を開発した。
propREPORTは、不動産評価はもちろんのこと、不動産価値の維持やバリューアップに効果的なプランを提案する新サービスです。例えば、賃貸経営をしているマンションオーナーが、賃料アップや空室率を下げるための施策を考える際、対象物件周辺にある類似物件のデータを集計・分析し、対象物件の魅力をより高めることができる特徴(パラメーター)を機械学習アルゴリズムが抽出します。
賃料査定とバリューアップ提案をメインとした「LITE(ライト)」と、不動産評価やキャッシュフロー分析をメインとした「FULL(フル)」の2種類のバージョンを用意し、「LITE」は1年間1レポート300円(税別)、「FULL」は1年間1レポート3000円(税別)で提供する。