社内向けAIチャットボット業界を牽引するジェナは15日、イトーヨーカ堂が、同社の人事労務部において、AIチャットボット「hitTO(ヒット)」を8月に導入したと発表した。
イトーヨーカ堂人事労務部では、従業員からの問い合わせ対応や定型業務に追われ、ジョブローテンションの推進や新しく導入した制度の利用促進など中長期を見据えた戦略的施策をなかなか実行できていなかったという。また業務の属人化から、担当者による回答のばらつきや回答時間の遅れなどが発生し、店舗業務の生産性低下に繋がってした。そこで、AIチャットボット「hitTO(ヒット)」を活用することで、主に以下3つを実現したいと考えたという。
1)従業員の自己解決力を高め、店舗と本部双方の生産性向上
2)24時間365日いつでも問合わせ可能な環境を作ることで、従業員満足度を向上
3)人事労務ナレッジを体系化することで業務の属人化を解消し、組織力を向上
AIチャットボット「hitTO(ヒット)」には、ITやシステムなど専門知識がない現場の従業員でもストレスなく使える管理画面やチャット画面に魅力を感じた。また、「社内向け」に特化したAIチャットボットとして豊富な導入実績を評価し、採用を決めたとい。