ロゼッタは19日、KDDIが提供するパートナー支援プログラム「Business Port Support Program」を通して、ロゼッタが開発・販売する超高精度AI自動翻訳サービスの販売を開始することに合意したと発表した。
「Business Port」は、必要な時に必要なアプリケーションを利用することを可能にするビジネスコミュニティを総称するKDDIのブランドで、様々な業務アプリケーションを統一プラットフォーム上で提供する。
「Business Port Support Program」は「Business Port」によるSaaS市場の活性化を促進するためのパートナー支援プログラム。企業ユーザは「Business Port」を介してロゼッタをはじめ協業パートナー各社の様々なSaaS型業務アプリケーションを利用でき、事業機会を拡大することが可能になる。
ロゼッタのAI自動翻訳サービス「T-4OO」は、2000分野に細分化された専門分野データベースと、ユーザ別にカスタマイズできる機能とを兼ね備え、様々な分野における専門文書を超高精度に翻訳することのできる自動翻訳システム。
「Premium T-4OO」はISMSに準拠した運用のもと、ユーザ別の専用翻訳環境を設計・提供できる新たなサービス。シングルサインオン機能や閉域接続、及びクラウドリソースの最適割当てなどにより、顧客の要件に応じた専用設計が可能。
「Business Port」において、ロゼッタは上記の超高精度翻訳及び関連する付加価値サービスを提供する。従来型の翻訳サービス(市販ソフトウエアや翻訳専門会社など)と異なるスピード感、翻訳品質の安定性を核として、顧客の業務の効率化と情報セキュリティ対策に貢献するとともに、KDDI始めパートナーとの協業を推進し更なるサービス向上と顧客支援に努めていくという。