資格・検定試験各種ソリューションの提供を行うイー・コミュニケーションズは26日、AIによる本人認証サービス『Remote Testing AI認証(リモート テスティング エーアイ ニンショウ)』(仮称)を2021年1月から開始すると発表した。
『Remote Testing AI認証』(仮称)とはオンライン試験やWeb研修において、「替え玉受験」や「なりすまし受講」を防止するため、AIを用いた自動本人認証サービス。身分証明書と本人画像をAIが自動解析し判定することで、オンライン上で本人が受験、受講することを証明することが可能。
『Remote Testing AI認証』は、「Remote Testing」の標準である、監視員による本人認証に代わって、AIによる本人認証を実施できるサービス。公的証明書(現在のところ、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードに対応)とWebカメラ映像とを照合し、申込者本人かどうかを判定する。本サービスは「Remote Testing」のサービスラインナップにある「Live Monitoring」「Verify & Record」「Verify Only」のすべてに適用可能であり、すべてのラインナップがより安価で導入可能になる。
さらに「Verify & Record」「Verify Only」に関しては、本サービスを利用することにより、監視員を予約する必要がなくなるため、いつでもどこでも受験、受講ができる環境のご提供が可能になるという。