ディップは3日、日本初のAI・人工知能(AI)ベンチャー支援制度「AI.Accelerator」の採択企業を決定したと発表した。また同時に16期採択企業の募集を開始した。
同社は、来る人口減少時代のキーテクノロジー、AIに注目し、AI専門メディア「AINOW(エーアイナウ)」の運営を2016年6月から開始している。そこで、日本のAIベンチャーの創業数は北米と比較すると立ち遅れている現状を認識したため、本邦AIベンチャー活性化の一助となるべく、同社ではAI特化のインキュベーションプログラム「AI.Accelerator」を2017年4月に開始。AI関連事業及び優秀な人材へのシード投資を行い、世界を席巻するAIメガベンチャーを輩出するべく尽力している。
2017年4月から行なった15回の公募で、のべ約700件以上の応募の中から支援制度の合計101社を採択。それぞれ支援チームと共に、3カ月間のアクセラレーター・プログラムを経て、85社が投資家から資金調達し事業化を推進している。各種イベントでも入賞を果たし、グローバルなアクセラレーターである「Google for Startups Accelerator」「Zeroth.ai」「Techstars」などの採択企業や、M&AによるExitを果たす企業も複数社現れているという。
□採択企業の一覧
8週間の公募を行ない、64件の応募があった。書類審査と面談審査の結果、支援制度の15期生として6社を採択。今後、3カ月間のアクセラレーター・プログラムを経て、支援チームと共に、引き続き採択企業の飛躍的成長に総力をあげて取り組んでいくという。