リアルテックファンド、人工知能搭載の外科用ロボットを開発するNDR社に投資

リアルテックホールディングスが運営するリアルテックグローバルファンドは25日、第二号投資先として、外科医が患者体内を正確かつ迅速に把握し、低侵襲で腫瘍生検などを実施できる自動ニードルターゲティング(ANT)システムを開発する医療機器ベンチャーのNDR Medical Technology Pte. Ltd.(シンガポール、NDR社)への出資を実施したと発表した。

同社は、日本進出支援を手がける戦略的パートナーとして、支社設立および国内の事業会社・研究機関との連携を加速していくという。

NDR社は外科医が患者体内を正確かつ迅速に把握し、低侵襲で腫瘍生検などを実施できる「ANTシステム」を開発している。医療現場に即して開発した軽量なデバイスと画像解析情報をリアルタイムで精緻に反映するアルゴリズムをコア技術としており、病院で実施される手術時間を大幅に削減する技術として期待されているという。

チームを牽引する両代表は、シンガポール国立大学・南洋理工大学卒でシンガポール科学技術研究庁の研究者でもあり、シンガポール・アメリカ・マレーシアなどの臨床現場で培った長年の研究を経て開発に至っている。

既にヨーロッパでのCE認証も取得することに成功し、2021年より特許を取得しているアメリカ・中国において、特に先端機器の導入に積極的な大型病院への販売を開始する予定。特に参入障壁が高い業界において、既存株主である大手医療機器メーカーMicroPort社(中国)やTransMedic社(シンガポール・東南アジア)と連携した販売戦略を実施し、世界の医療現場への導入を加速していくという。

NDR社は、2018年にリバネス社が主催するテックプランターにて最優秀チームとして選出され、2019年には日本の町工場や事業会社への訪問を実施するなど、かねてから日本市場への高い期待をもっていた。名古屋市立大学大学院医学研究科(腎・泌尿器科学分野)とも臨床試験を実施し、アメリカ・中国に次ぐ市場として日本国内の展開を目指している。同社は、日本国内の事業会社・町工場・研究機関との連携を加速していく戦略的パートナーとして支援していくという。

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