ISID、文書活用AIソリューション「TexAIntelligence」に「BERT」モデルを搭載

電通国際情報サービス(ISID)は26日、文書活用AIソリューション「TexAIntelligence(テクサインテリジェンス)」に、Googleの自然言語処理アルゴリズム「BERT」を用いて、独自に構築した日本語学習済AIモデル「ISID-BERT」を搭載し、2月から提供開始すると発表した。

近年、AI技術の進歩により、幅広いビジネス領域でのAI活用が進みつつある。中でも自然言語処理技術は、2018年10月にGoogleが発表したBERT等、文章の意味や文脈理解に関する技術進化が活発で、大幅な精度向上に伴い、企業における実装も拡がっている。

ISIDは、2020年5月に提供を開始したTexAIntelligenceの自然言語処理精度向上を図るべく、これまでBERTの研究開発に取り組んでおり、今般、英語と比較して認識精度が低かった日本語を、独自に学習させたISID-BERTを開発し、提供開始に至ったという。

TexAIntelligenceは、蓄積された大量の文書の分類・要約・検索をAI技術により自動化するソリューション。今般、BERTを軽量化したアルゴリズム「A Lite BERT(ALBERT)」に、日本語データを事前学習させた独自のAIモデル「ISID-BERT」を構築し、TexAIntelligenceに搭載した。さらに、1文書あたりの取り扱い可能な単語数を倍増させることで、分類するための解析対象を広げている。

その結果、TexAIntelligenceの1機能である文書をカテゴリに分類する機能において、同社の検証用文書では、以前82%だった精度を、ISID-BERT搭載モデルでは95%まで向上している。ISID-BERT搭載版のTexAIntelligenceを活用することで、ユーザー自身で、自然言語処理を行う高精度なAIモデルを構築し、運用することが可能だという。

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