クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータは9日、全ての産業分野の業界型DXソリューションを融合し、デジタル化を進め市場競争力を高めるインテリジェントなデジタルイノベーション「AOS IDX」のプラットフォームビジネスを展開している知見を活かし、日本企業のDXの推進と実現を支援するための情報を発信するDXメディア「iDX」を発表した。DXソリューションにおいて日本最大/最高レベルの情報を網羅したメディアサイトを目指すという。
経済産業省は日本企業がデジタル競争の敗者となる危機感から、2025年の壁という言葉でDX(デジタルトランフォーメーション)の必要性を示してきた。しかし、提言から2年を経た現在でも、日本企業の約95%は、DXに全く取り組んでいないレベルか、DXに散発的な実施にとどまっているというレポートが出されている。諸外国の先進企業と比べても遅れを取っているというのが実態だという。
*出典:経済産業省 デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会
経済産業省が実施した調査によると、DXを実行しているのは全体の9%にとどまり、全体の約5割は DX をよく知らない・聞いたことがないと回答しており、DXの認知・理解向上策が最重要であると報告をされている。
*出典:経済産業省調べ(2020 年 10-11 月アンケート実施)
そこで同社では今回、多くの企業や経営者にとって最重要課題であるDXを推進するには、DXの核心がデータであるというAOSデータ社の企業方針に基づき、DXを推進した様々な産業分野における実例や知見を発信し、DXを実現していくための手助けとなるようDXに関する情報を発信するメディアを展開することにした。
DXメディア「iDX」は、AOSデータ社が提供している業界型DX&コラボレーションプラットフォーム「AOS IDX」の提供で培った経験に基づき、ノウハウやソリューションを様々な角度から発信をしていくという。