キューブシステムは12日、DX事業において同社が提供するAI顔認証タッチレス決済サービスに関する特許権を取得したと発表した。
今回取得した特許は、「ユーザの顔と特定の決済動作を認識して決済を行うための一連の入力システム/プログラムおよび方法」に関するもの。同社は、本特許技術を使った同社オリジナルの非接触型決済サービス「スマイルレジ」にで活用しているという。
「スマイルレジ」は“顔認証(笑顔)”を用いて本人確認を行い“特定のジェスチャー(ピースサイン)”で決済指示を認識することで簡単に決済をすることができるサービス。
現金やスマートフォン等を取り出す必要はなく、スタッフも不要。また、セルフレジ端末にまったく触れずにジェスチャーで決済できるため、感染予防などの衛生面に対しても効果がある。
従来の買い物に必要な現金、スマートフォン等が不要なため、衛生管理の徹底された場所や持ち物の制限がある場所、勤務中は外に出られない職場などで活用できる。また、通常のレジ業務にかかるリソースとコストをカットし、多くの職場で簡単に売店を設置することができるという。
今後同社では、「デジタル技術を使って社員にスマイルを」をコンセプトに、テレワーク時代の非接触型コミュニケーションと社員間のエンゲージメントを支援するスマイルシェアプロダクト開発に力を入れていく。