TANOTECHは13日、厚生労働省が推進する「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム構築事業」において、SOMPOホールディングスとSOMPOケアがプロデュースするリビングラボ「Future Care Lab in Japan」での実証実験を開始すると発表した。
同社が開発・販売する「非装着・非接触型の自立支援ツール TANO」を用いて、介護現場でのレクリエーション業務や体力測定における職員の負担軽減を主とした実証を「Future Care Lab in Japan」で開始した。
すでに200施設以上にTANOは導入しているが、レクリエーションや測定にかかわる施設職員作業負担についてどの程度軽減し、安全性や費用対効果があるかを検証するとともに蓄積したデータを今後の製品開発に活用する。
同社は「Future Care Lab in Japan」での実証実験において、TANOの介護現場における有用性や新たなニーズ・課題を見つけてアップデートしていくことにより、国内における介護ロボットの普及促進、技術向上に寄与していくとしている。