ROS対応協働ロボットアーム「myCobot」にRaspberry Pi制御版「myCobot Pi」登場
- 2021/7/1
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- ロボットアーム, ロボットプログラミング, 産業用ロボット
スイッチサイエンスは1日、Elephant Roboticsが開発した、ROS対応かつ低価格なロボットアーム「myCobot」の制御部にRaspberry Piを採用した「myCobot Pi」を、スイッチサイエンスのウェブショップで販売開始した。
また、産業用ロボットとして使いやすさ、セキュリティ、経済性の三つの長所を備え、本格的な商業用途に適した「myCobot Pro」と「myCobot Pro」専用エンドエフェクターの取り寄せ販売も同時に開始。「myCobot Pro」は、制御部にM5Stackを採用している。
「myCobot Pi」は、myCobot本体にRaspberry Pi 4を搭載した6軸の可動域を持つ協働ロボット。また、アーム部には、「myCobot 280」と同様に、M5Stack社のATOM Matrixを搭載している。重量850 g、ペイロード250 g、アーム長350 mmとコンパクトながら、エンドエフェクターと組み合わせることで研究開発や教育など様々な用途に対応可能。
別売の液晶ディスプレイ、マウス、キーボードを接続すれば簡単にロボットプログラミングを始めることができる。Python、ブロックプログラミング、ROS(Robot Operating System)に対応。アームの先端にはLego互換のコネクタがあり、エンドエフェクターを使った機能の拡張に使用できる。
搭載しているRaspberry Pi 4は工事設計認証(いわゆる技適)取得済みで日本国内で問題なく使える。取扱説明書中に技適マークが記載されている。
本製品は、スイッチサイエンスで電気用品安全法に準拠したACアダプタを同梱して販売している。また、本製品にはメーカー保証がついており、スイッチサイエンス経由でサポートを提供する。