CSP、警備ロボットの商用運用サービスを日本コカ・コーラ本社ビルで1月提供開始

セントラル警備保障 (CSP)は22日、エッジAI解析などの先端技術を搭載した自律走行型警備ロボットにより、2022年1月から日本コカ・コーラ本社ビルで商用運用サービスを提供開始すると発表した。今回のサービス提供開始を皮切りに、CSPでは他の顧客への展開を計画しているという。

警備ロボットは、設定されたルートに従って自律的に巡回を行い、サーマル・3Dカメラでとらえた映像をAI技術で解析して現場の異常を適時に自動検知し、クラウド基盤を介して警備員が持つスマート端末へ通知を行う。異常を検知した際には、ロボットが光や音による警告を行うことも可能で、動くことなく現場を監視する立哨警備及び巡回警備にロボットを活用する。

警備ロボットはAI解析をしながら6時間以上の連続走行が見込めるバッテリーを標準搭載し、エレベーターとの連携機能を有しており、長時間連続走行機能を活かして、ロボットが複数フロアを夜間自動巡回することが可能。警備員と警備ロボットがチームとなって警備業務を担うことにより、プロフェッショナルな人的警備と技術を結集したロボット警備を融合し、費用対効果の高い警備サービスの提供を目指すとしている。

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