阪急、非接触型のAI案内端末を活用した「お客様案内の実証実験」を大阪梅田駅で実施

阪急電鉄は2日、近年の社会環境の変化や多様化するニーズ等に対応した、きめ細やかなサービスの提供を目指して、非接触型のAI案内端末を大阪梅田駅に試験設置し、AIによる案内サービスの実証実験を行うと発表した。

この案内端末は、音声対話技術を活用したAIを備えており、運行情報や乗換、駅構内施設等の問い合わせに自動で答えるほか、大阪梅田エリア特有の複雑な地理案内も可能となっている。

また、利用者に安心して利用してもらうため、新型コロナウイルス対策として、画面に触れることなく操作することが可能な非接触型の「CleanTouch Display(クリーンタッチディスプレイ)」を採用している。

今後、この実証実験により収集したデータを分析し、それをもとに鉄道事業におけるAIを活用した案内サービスの有用性について、さらに検討を重ねていくとしている。

本実証実験の概要
1.実施概要
(1)期間(予定):2021年7月7日(水)~2021年10月31日(日)
(2)場所:大阪梅田駅
(2階中央改札口構外コンコース東側、3階改札口構外コンコース東側の2箇所)

2.実証実験で収集するデータ
(1)利用者から寄せられた問い合わせの具体的な内容や傾向
(2)操作性やAIの音声認識率、回答精度等

3.AI案内端末について
(1)システムの名称:「BotFriends(R)Vision」(ぼっとふれんずビジョン)
(2)開発会社:凸版印刷

関連URL

阪急電鉄

関連記事

注目記事

  1. 2024-11-13

    手術室の主役は「人」から「AI・ロボット」へ 病院に於ける「AI・ロボット」の利用状況

    AIホスピタルは、医療分野における革新的な取り組みとして注目されている。特に「AI・ロボット」は、病…
  2. 2024-11-2

    「AI博覧会 Osaka 2025」2025年1月22日~1月23日開催

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、2025年1月22日(水)~1月…
  3. 2024-9-27

    アイスマイリー、AI検索システムカオスマップ 2024を公開

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは26日、各業界のDX推進の支援の一…
  4. 2024-9-19

    小学校の授業における生成AIの活用と文科省ガイドライン

    小学校の授業における生成AIの活用は、教育の質を向上させる新たな可能性を秘めている。生成AIを活用す…
  5. 2024-9-13

    「生成AI大賞2024」エントリーの受付を開始

    Generative AI Japan(GenAI:ジェナイ〉」)は12日、日経BPが発行・運営する…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る